OHC 太田ハイキングクラブ

群馬県勤労者山岳連盟

太田ハイキングクラブとは

太田ハイキングクラブが発足したのは、1975年でした。日本勤労者山岳連盟傘下のハイキングクラブとして、同年3月に設立総会を開きました。当時の構成メンバーの平均年齢は25歳という、若い人たちの集うサークルでした。クラブ発足当初は、新入会員教室や市民ハイキング教室などを開催して会員の増加に努めた結果、1984年末には100名を越えました。翌年には、太田市社会教育団体の認定を受け、活動の一端が地域社会にも貢献できるような充実した会に成長しました。その後、会員数の増減はあったものの、常にクラブの基本理念を基に、県内はじめ近県の山、遠くは北海道から九州までの日本全国にわたる山々を山行しています。クラブの活動主体は、山を愛し自然を愛する仲間が、気持ちの通い合うメンバーと一緒に「楽しく、安く、安全な山行」の目的を共有して、大自然に抱かれた山に登ることを活動の主体にした山仲間の会です。

太田ハイキングクラブの基本理念

  • 会員相互の親睦を図り、体力と技術の向上を目指す。
  • 自然に親しみ、自然を愛し、自然を保護する。
  • ハイキング、登山を通じて、人間性を豊かにする。
  • 健康的なハイキング、登山の啓発に努め、地域社会に貢献する。

クラブの組織と活動

太田ハイキングクラブでは、会員が登山やハイキングを安全でスムーズに行うために、組織を作って活動しています。

  • 山行部
  • 会報部
  • 財政部
  • 事務局

山のランク

太田ハイキングクラブでは山行部により、安全で楽しい山行を行うことを目的として、山のコース毎に「山のランク」が決められています。山行には「山のランク」とその山行の補助情報となる技術度(危険度)及び体力度を現わす情報が付加されていて、参加したい山行を選ぶときの指針となるよう配慮されています。具体例はこちら

  • 山のランク度(全体的な評定)
  • 山のランク 基準
    A 岩や沢や雪の登山技術・経験と体力が必要なコース
    B 岩場、鎖場、雪のある8時間以上の健脚者向きのコース
    例:谷川岳縦走、南八ヶ岳、アルプス
    C 危険が少ないが、4~7時間程度を歩行するコース
    例:谷川岳天神尾根、袈裟丸山、太郎山、庚申山
    D 整備された2~4時間程度歩行するコース
    例:筑波山、赤城山、鹿俣山、鳴神山、金山
    E 街歩き、七福神巡りなど起伏の少ないコース
    例:太田七福神巡り、秩父札所巡り、高津戸峡
  • 技術度(危険度)
  • 山行に必要な登山技術の度合いを、星印の数で表記しています。

    技術度 技術内容
    ★★★ 岩、沢、雪山でのザイル、ピッケル、アイゼンの技術を要する。
    ★★ 補助的にザイル、ピッケル、アイゼンなどを使用する。
    岩場の3点支持、雪上歩行の技術、ヤブ山などのルートファインディングを要する。
    積雪のある山(アイゼンを必要とする山)。
    無印 一般的な歩行技術。
  • 体力度
  • 休憩時を含まない実歩行時間で表記します。宿泊を伴う山行は、実歩行時間が最長時間になる日の時間で表記します。1時間未満の表示は、30分単位で表記します。(1.5は1時間30分)。